幼稚園教諭になりたい!試験や採用までの流れ



今回は、幼稚園教諭の資格を取得してから、採用試験をパスして就職するまでの流れをご説明しようと思います。最近は「幼稚園教諭認定資格試験制度」も登場し、保育士から幼稚園教諭を目指すこともできるようになりました。

人手不足が叫ばれる児童教育・保育業界。無償化制度の導入に伴い更なる需要が見込まれています。「幼稚園教諭になろうかな…」と迷っているアナタ。今こそ幼稚園教諭を目指してみませんか?

幼稚園教諭になるためには?

幼稚園教諭になるためには、原則として大学や短大などの養成機関に進学し、卒業と同時に付与されます。

ただし、「幼稚園教諭認定資格試験制度」を利用すれば、一定の実務経験を積んだ保育士も資格を取得することが可能です。

大学や短大に進学し、卒業と同時に資格付与

幼稚園教諭の免状は3種類存在し、幼稚園教諭養成課程を修了することで取得できます。現場で働く幼稚園教諭の約7割~8割が「2種免許状」を取得していると言われており、ほとんどの幼稚園は2種で十分です。

ただし、一部の英才教育を前提とした私立幼稚園では、「1種免許状」や「専修免許状」に加えて語学能力などが求められます。

幼稚園教諭免状の種類

  • 2種:短大や専門学校を卒業
  • 1種:4年制大学を卒業
  • 専修:大学院を卒業

通信教育などで勉強

幼稚園教諭の免許は全日制だけでなく、通信制の大学で取得することも可能です。ただし、通信大学とは言え正規の教育単位を踏まなければならず、2年ないし4年間は教育課程に専念する余裕が求められます。

また、通信制大学にも入学試験は存在します。入学に求められる基礎的な学力を積まなければならず、それらの勉強も必要だと言えるでしょう。

保育士から幼稚園教諭へ「幼稚園教諭免許状取得の特例制度」 とは?

現在、保育士がスムーズに幼稚園教諭の資格取得行えるように、「幼稚園教諭免許状取得の特例制度」と呼ばれる措置が行われています。

これは、平成27年に施行した「認定こども園」への円滑な移行を目指すために作られた制度で、

  • 保育士資格を取得している
  • 「3年以上の実績+合計4,320時間以上の経験」を持つ

上記2点を満たす保育士を対象に、特例的に「幼稚園教諭免状」を付与する制度です。免許状取得に必要単位が「合計8単位」と本来の幼稚園教諭養成課程と比べて大幅に軽減されており、通常「6カ月」もあれば十分に取得できる内容となっています。

ただし、この制度は平成32年末までの時限措置! 受験を急ぐ必要があるでしょう。

実際に幼稚園教諭として働くには?

幼稚園教諭の免許状を取得したら、次は採用試験をパスしなくてはなりません。幼稚園教諭の進路は「公立か私立か」でそれぞれ異なるため、両者の違いを把握しましょう。

新卒の応募の時期や、一般的な試験の内容など

新卒の場合、公立・私立のどちらも幅広く選択できます。雇用待遇などは公立の方が圧倒的に優れているため、公立幼稚園への就職を目指す人も少なくありません。

公立幼稚園の受験時期や試験内容

毎年4月に各市町村で採用案内が公表されます。(欠員や補充が無い場合は、募集がでない年もある)

受験の流れは以下の通り。

  1. 4月~6月に願書を提出
  2. 6月~7月に1次採用試験(筆記)
  3. 7月~9月に2次採用試験(面接・模擬授業等)
  4. 9月~10月に合格発表
  5. 翌年4月1日以降に正式採用

試験内容は各自治体が制作する筆記試験に加えて、面接・実技・論文に模擬試験です。公務員試験なので競争倍率は非常に高く、平成30年度の東京特別区の採用試験では受験申込者「627名」に対して、最終合格者は「41名」と非常に厳しい結果に。激しい競争を勝ち抜く実力が求められます。

私立幼稚園の採用試験は?

新卒の場合、私立幼稚園の採用試験においても、しばしば筆記試験が用いられます。

一般的な新卒の採用フロー である、

  1. エントリーシート
  2. 書類選考
  3. 筆記試験
  4. 実技試験
  5. 役職者面接

といった流れを取る園も多く、ここにピアノや模擬授業などの実技試験が加わります。基本的に長期キャリアの形成を目的としているため、主任や園長へと繋がるキャリアパスが明確化されているケースも少なくありません。

なお、本年度は3月1日を以って平成31年新卒採用の競争が解禁 されました。ここ数年募集開始時期が変動を見せていますが、既に就活競争は始まっています。

中途採用の採用試験は?

中途採用は原則として、私立幼稚園への就職が前提となるでしょう。(もちろん、年齢要件を満たせば公務員への就職も可能です)採用試験は筆記よりも面接や実技が重視される点が特徴で、これまで培ってきた業務経験が採用へと繋がります。

また、中途採用の場合は通年募集であることが多く、園が「欠員の補充や人員の追加」を決定したタイミングで選考が行われます。

最後に

幼稚園教諭を目指すほとんどの方は、養成学校を卒業して免許状を取得しています。ただし、最近は時限措置として保育士から幼稚園教諭になるルートが緩和。認定こども園への就職や、ダブルライセンスの取得を目指す方にとって大きなチャンスとなる時期です。転職を検討中の方には、特に魅力的なのではないでしょうか。

また、幼稚園教諭として働くためには、免許状とは別に採用試験をパスしなくてはなりません。「私立か公立か?」「新卒か中途か?」で選考内容の毛色が随分と異なるため、それぞれに合った試験対策が、採用を掴み取るための秘訣です。

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