保育園でのケガや事故、保育士が気をつけるべきポイントは



お預かりしている児童のケガや事故は、保育士さんを悩ます最も大きなトラブルの1つです。児童自身による転倒や打撲はもちろん、保育士さん不注意によるケガや、他の児童とのじゃれ合いやケンカが原因となることもあるでしょう。

基本的にトラブル対応能力は、経験と知識によって培われるものです。児童保育のエキスパートとして、事故やケガに備えて業務に臨むことが求められています。

児童に対する対処法!基本をしっかり把握して

実のところ、児童のケガや事故そのものは、保育士として働き続けると必ずぶつかる問題です。これは避けて通ることができないと言って良いでしょう。

もちろんケガや事故が起きないように努力することも大切です。しかし、それと同じくらい重要なことは、児童のケガに対応する「保育士としての対応能力」です。

子どもの行動は予測が困難!

子どもの行動は予測が難しく、ミスのない保育を行うにはかなりの経験が必要です

  • 特定の児童の面倒を見ている合間に、他の子が転んでしまった…
  • 仲良く遊んでいたと思った矢先、突如ケンカしてケガしていた
  • パズルをしていると油断してたら、パズルピーズを飲み込んでしまった

実務に携わるとご理解いただけるかと思いますが、こんなトラブルを100%抑えるのは難しいですよね。ケガや事故はあってはならないことであるものの、避けられない事もまた事実。対処能力が求められています。

適切な対応を心がけよう

児童がケガをしてしまった時は、マニュアル対応が基本です。保育園で配布されている対応マニュアルは、基本的に専門家の監修を受けています。実際に事故が起きたときに慌てない済むように、普段から目を通しておくことが最重要だと言えるでしょう。

また、ケガをした児童の対応にかまけているうちに、他の児童がケガをしてしまった…といった事件があってはなりません。状況に応じて、園内の他の保育士さんの手を借りることも、とても重要なポイントです。

保育士は児童の命を預かる存在。報告や連絡の大切さは、他の職以上の重要性を秘めています。

緊急時にも“冷静”に

園医や看護師がいる保育所ならば良いのですが、そうであるとも限りません。児童にとって深刻なケガが疑われる事故が発生した場合は、医療機関の手が必要となることも珍しくないでしょう。

こんな時、保育士さんに求められているのは、正確な状況報告です。不安でいっぱいな気持ちは十分に理解できますが、専門家として、どのような状況で何が起きたのかを正確に把握することを忘れてはなりません。

自分では大して重要ではないと思える情報が、児童の命を救うことだってあるんです。落ち着いて冷静に、素早い対応を心がけましょう。

難しい保護者対応、真摯な態度で正確な報告を

児童のケガや事故に関する保護者対応は、保育士にとても重要な職務です。真摯な姿勢を見せた上で、正確な状況報告を伝えることが大切だと考えられています。

保育士さんに限った話ではありませんが、「正確な報告」を実施するのは、存外難しいと言われています。起きてしまった事故の中で、「把握できている部分とそうでない部分」を丁寧に切り分け、対処行動を包み隠さず伝えることが大切です。

保護者対応のモデルケース

下記は、2人の保育士さんが行う、保護者対応のモデルケースです。どちらがより好ましい報告であるかは比べるまでもありませんよね。

保育士A 保育士B
事故はどんな状況で起きた? ちょっと目を離している間に、気が付いたら〇〇君がケガをしてしまいました。 他の子が泣きだしてしまい、少しの間背を向けて対応しました。その間に〇〇君が私を追いかけて転んでしまい、膝を擦りむきました。
再発防止策は? 注意していれば何とかなったと思います。同じことが起きないように、次から気を付けます。 状況的に、背を向けることなく対応できる状態でした。今後は〇〇君が転ばないように、注意して対応します。

こんな時は注意!1人で抱え込まないように

残念ながら、保護者対応はいつも全て上手くいくとは限りません。納得・理解いただけない保護者の方との軋轢や、保護者同士のトラブルに発展するケースは、しばしば見聞きする問題です。

実は1人の保育士が、こうしたトラブルに対してできることは多くありません。中には、「1人で頑張ろうとして無茶をした結果、より関係がこじれてしまった…」なんてことも。経験の浅い保育士さんに多い典型的なトラブルです。

特に、園児同士のケンカでケガをした場合は、慎重な注意が必要だと言えるでしょう。伝え方によっては、双方の保護者に軋轢を残す形となりかねません。安易な自己判断に依らず、園内スタッフと協議の上で、(伝え方も含めて)正しい道を選ぶことが大切です。

最後に

保育士は児童保育のエキスパートではありますが、常に万全とはいきません。児童の行動は予測が付けにくく、どれだけ注意してもケガや事故を避けることは難しいと言えるでしょう。

繰り返しになりますが、ケガや事故の結果は、その後の保育対応次第です。ケガをした児童に対する対応はもちろん、その後待ち受ける保護者報告も含めて、常に冷静な対処を心がけると良いでしょう。

保育士求人サイト「ゆめほいく」ってどんなサイト?

おすすめの求人情報はこちら!

ぜひ下記をご確認ください。



その他特典多数!詳細はこちら

人気の投稿